2011年2月13日日曜日

『男29歳家づくり日記!!』☆あったかい秘密を取付ます!!☆

さっそくですが、ブログの見出しに"秘密"って書いてあると気になりますよね!?秘密といったのは、外張断熱は工事中でも外から見れば工事風景が見れますが、ここからの工事は実際工事中のときで、しかも室内の壁が貼られる前でないと見れない工事風景の為、"あったかい秘密"とさせていただきました。 ではさっそく、ご案内いたします。




さっそくの写真ですが、「外張断熱なのに室内の天井に断熱材が張ってある~!!」って思われるかもしれませんが、これは断熱目的ではなくて、2階の音が1階に響かないようにする為に吸音目的で貼ってある断熱材です。

注目してほしいのは、断熱材よりも"ダクト配管"の方です!!

このようなダクト配管を各部屋に張りめぐらせます。




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2階のダクト配管です。

配管は途中、枝分かれをしながら部屋の隅々までのびています。








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この機械が配管を張りめぐらせた本体"全館冷暖房気調システム"です!!取り付けてあるのは、普段はあまり出入りのしない小屋裏にボルトでしっかり吊って固定してあります。この機械が、IKホームの心臓といっても過言ではありません!!その役割は、外張断熱でお家をしっかり囲ったうえで、その室内全てに「換気を行いながら同時に暖かい空気を送ってくれる機械です!!」しかし、暖かい空気だけではありません。暑い夏になれば、ひんやりした涼しい空気を送ってくれる言わばエアコンのような機械です!!この機械一台で40坪くらいのお家だと充分快適な温度にしてくれます。これが"秘密"でした!!

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全館冷暖房換気システムの配管は全部で2ヶ所《新鮮な空気を取り込むダクト》と《部屋のよごれた空気を排出するダクト》しか外には出しません。しかも熱交換機能も付いているので、お家で温まった空気をそのまま外には出さずに、冷たい空気を取り込む際に【熱交換】をしてちょっとあたたまった新鮮な空気をお家に取り入れます。※エコですね。






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ダクト配管と同時期に電気屋さんに電気配線も行ってもらいます。

※ここで一つ外張断熱のいいところですが、電気屋さんの後の壁が外壁面になるのですが、外張断熱の為、断熱材が柱の間に入っていませんよね。本来外側の壁にコンセントなどを設けるときは、柱の間に入っている断熱材を避けながら、コンセントを設置するのですが、そこが断熱材がかたよって隙間になりやすい箇所なんです。断熱材のかたよりは結露の原因にもなりかねませんので、そんな点も外張りなら一切心配いりません。

電気屋さんも作業しやすい環境なのです。
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電気屋さんが配線を終えると、大工さんの作業開始です。

全館冷暖房システムの配管や電気配線を固定しながら、天井と壁の下地を組んでいきます。





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下地が組み終わると石膏ボードを張っていきます。

天井に穴が3つ開いているのは全館冷暖房換気システムから暖かい風が出てくる穴です。

室内のクロスが貼り終わった後に、グリル(カバー)を穴につけます。







以上が"秘密"といいましたシステムの取付風景です。全館冷暖房システムと聞くと「全部屋を暖めるなんてもったいない!!」っと最初は思っていましたが、最近は会社の良い影響もあってか『せっかくの新築なのに全部屋を使わないで一つの部屋に閉じこもるなんてもったいない!!』と考えるようになってきました。暖かい家で尚且つその暖かさが、家全体エアコン一台分の光熱費で賄えるとしたら、どう生活されますか!?きっと「大きい吹抜け」や、「大きい家族が集まる場所リビングダイニングキッチン」、そして「リビング階段」と寒さを気にしないで大きな空間をプランする事が可能になります!!広々したお家づくりに絶対オススメしたいとあらためて感じました。m(_ _)m