ブログをご覧いただいております皆様、写真のみ掲示で、ご案内が大変遅くなりました事、大変失礼致しました。m(_ _)m
さっそく、瓦葺のご案内をさせていただきます。
「洋瓦」です。
波のうったやわらかい屋根にしたく、洋瓦を選びました。
色はオレンジ色とピンク色の混ぜ葺です。
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瓦はけっこう重い為に、屋根に上げる専用の電動はしごを使って瓦を上げていきます。
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瓦の下にある横長の木材が「瓦桟」です。
瓦を一枚一枚固定していくのに重要な木材です。
色が変わって見えるのは防腐処理がされているからです。
下準備として均等に並べていきます。
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では、さっそく瓦を端から並べていきます。
一枚一枚割れぬよう丁寧に並べて固定していきます。
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障害物のあるところなどは瓦を専用の機械で割ったり、カットしたりして重ねていきます。
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屋根面の瓦が並び終わると今度は、棟の仕上に入ります。
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棟は屋根が2層になっている間を通ってきた熱い空気を外に逃がす為の穴が開けられます。写真の縦長の切れ目が換気の穴になります。現場でよーく見てみると暑い日のアスファルトの道路のようなモヤモヤが出ていました。
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このダンボールの目のような材料で棟から出た熱を外に逃がし、かつ雨水をしのぎます。
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このように穴を塞ぎますが、白い紙を熱が通って左右に熱が逃げるようになっております。
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熱を逃がすシートを貼り終えたら、のこりの瓦をのせていきます。
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最後に棟部分の瓦をのせていきます。
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棟がのせ終わりましたら、瓦工事の完成です!!
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南面です。びみょーに色が違うのが、ピンク瓦とオレンジ瓦の組み合わせです。光の加減で一色にも二色にも見えます。
こうやって屋根が仕上がりましたが、サンプルでみたイメージと実際仕上がるのと、若干違うように見えました。よく小さいサンプルで色を選ぶ際は、「明るいものは、より明るく」「暗いものは、より暗く」見えるといいますが、ほんとにその通りで思ってた以上に明るくなったと思います。